楽しいことには全力!

皆さんこんにちは!
久しぶりの登場、職員のホシです!

もう九月も半ばですが、大学生はまだ夏休みの人もいるのではないでしょうか?うらやましい限りです(笑)。
そんな我が家にも大学生が二人おりまして、そのうちの一人から先日こんなことを聞かれました。

「母は何か物事をするときの原動力って何だと思う?」

私は即答で「楽しい」だと答えました。
この答えに迷いがないのは、常日頃から物事を考えたり決めたりするときに「なんでもとにかく楽しみたい」と考えているからです。

私はいつも「楽しいことには全力!」と考えています。
どんなに些細なことであっても、楽しいと思えることには全力で取り組みたい。
だって、楽しいことなら頑張れるから。

ということで、今回は皆さんの「楽しい」を見つけるヒントになればと思い、「楽しい」のお話しをしようと思います。

迷ったときには……

皆さん「宇宙兄弟」という漫画はご存じですか?

私はアニメで少しだけ見たのですが、その中でとても心に響いた言葉かあります。

主人公のムッタが宇宙飛行士選抜試験のなかで「グループで最も宇宙飛行士に適したメンバーを選ぶ」という苦渋の決断を迫られているとき。
恩師のシャロンおばさんが過去に言った一言を思い出します。

「迷ったときはね、どっちが正しいかなんて考えちゃダメ。『どっちが楽しいか』で決めなさい」

これを思い出したムッタは、結局「じゃんけん」という方法で選びました。
 
この言葉は大人になった今だからこそ、心に響きませんか?
何か物事を決断するとき、また、選ばなくてはならない時。
損得勘定で考えたり、人の顔色を伺ったり、ついついそんな風に考えてしまいませんか?

私も当時、仕事に対しても、私生活に対してもそういった考えを持っていました。
例えばPTAの役員選抜の時、自分がやる必要があるかとか、自分に得があるかとか、そうやって損得で考えていました。
でも、この言葉を聞いたあと、「やったら楽しいかどうか」という思考でもう一度考えてみたのです。

「楽しい」は何よりも得

確かに、PTA活動は時間は取られるし、人付き合いも大変です。
仕事を休んで参加しなくてはならない一方、給料が発生するわけでもありません。
そう考えたら、何も得はないのかもしれません。

でも、私はいろんな人や先生方とお知り合いになれることは楽しいし、学校行事のお手伝いも楽しいと思えたので、進んで引き受けました。

結果、娘二人が卒業するまでの数年間、委員長も務めあげ、何より楽しい仲間に恵まれて、とても有意義な時間を過ごしました。

確かにお金にはなりませんし、むしろ仕事を数回休んだので、金銭的にはマイナスだったかもしれません。
しかし、お金には代えられない友人を手に入れ、有意義な時間を過ごし、何より子供達の通う学校に携わることができたのは、とてもいい経験になりました。

「楽しい」を見つける力

でも、だからと言って、どの保護者も全員がPTA活動を楽しいと思えるとは限りません。
中には人付き合いが苦手な人もいるでしょうし、お仕事が忙しくてそれどころじゃない人もいます。

つまり、人によって「楽しい」は違うし、自分にとっての「楽しい」を見つけることが、実は人生ではとても大切なんじゃないかと思うんです。

例えば、私はおいしいスイーツを食べる時が楽しいです。
晴れた空を眺めるのも楽しいです。
通勤途中に咲いている四季折々の花を見つけるのも楽しいです。

どんな些細なことでも、本人が「楽しい」と思えるかどうか。
それに気が付けるかどうか。その気持ちの持ち方だけでも、毎日が今よりもっと有意義になるんじゃないかなと思っています。

今日も小さな「楽しい」を

冒頭の娘の質問には続きがありました。

「母は、今のお仕事楽しい?」

もちろん即答で「楽しいよ」と答えました。
「ただ、家を出て事業所につくまでの自転車は疲れるけどね」とも付けたししましたが(笑)。

今日もここ、ほまれの家横浜で、利用者の皆さんとお仕事をすることはとても楽しいです。

ここに通う皆さんの毎日に、どんなに小さなことでもいいので「楽しい」がありますように。
ここで一緒に仕事ができることが、少しでも「楽しい」と思えますように。

私は皆さんの「楽しい」を見つけるお手伝いが出来たらいいなと日々思っています。

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※このブログは、神奈川県横浜市にある就労継続支援A型事業所ほまれの家横浜」のホシが執筆しました。