ほまれの家横浜はこんなところにあります~1~

大通り公園の全景の写真

皆さんこんにちは。ほまれの家横浜の職員、ホシです。
突然ですが皆さん。「横浜」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?
おそらくパッと頭に浮かぶのは、みなとみらいや中華街、山下公園などの観光地ではないでしょうか?

ここ、ほまれの家横浜は、まさに皆さんのイメージするような横浜の中心地、横浜市中区にある横浜市営地下鉄の伊勢佐木長者町駅のすぐ近くに所在しています。
近隣には県庁や各種役所が建ち並ぶ立地ということもあって、たくさんのオフィスビルがある一方で、海や緑にあふれた風情ある大きな公園も多くあります。
港町という立地から、昔から外国の影響を多く受けた異国情緒あふれる建造物も多く、いわゆる「映える」場所のため、通勤時にドラマや映画の撮影現場に遭遇することもしばしば。

こんなに素晴らしい場所に通勤しているので、せっかくですから事業所の近隣をご紹介できたらと思い、私からはこの事業所の近隣をご紹介させていただきます。

というわけで、今回は事業所から徒歩1分かからないくらい近くにある「大通り公園」についてご紹介します。

吉田新田と大通り公園

大通り公園の全景の写真

JR関内駅から旧阪東橋を結ぶ、全長約1.2kmにもわたる細長い形状をした大通公園は、『吉田川・新吉田川』という運河を埋め立てられて作られました。
この大通り公園周辺は、江戸時代初期まで入り海となっていましたが、横浜市民ならだれもが一度は聞いたことがあるであろう『吉田勘兵衛』が、この海を埋め立て『吉田新田』と呼ばれる土地に変わりました。
その後、港と市民の生活をつなぐ運河として作られた『吉田川(のちに延長された新吉田川)』は、時代の流れとともに不要となり、昭和53年(1978年)に埋め立てられ、地下には地下鉄を、そして地上には市民の憩いの場として、この『大通り公園』が作られました。(参照「Wikipedia~大通り公園~」)

知られざる有名アートスポット

縦に長細い大通り公園は「石の広場」「水の広場」「サンクンガーデン」「緑の森」の4つのエリアに分かれています。
そしてその所々にパブリックアートが多数設置されています。

例えば、関内駅から公園に入ってすぐのところには、オーギュスト・ロダンの作った彫刻「瞑想」

オーギュスト・ロダンの彫刻「瞑想」の写真

水の広場にはヘンリー・ムーアの「三つの部分からなるオブジェ」

ヘンリー・ムーアの彫刻「三つの部分からなるオブジェ」の写真

サンクンガーデンにあるのはオシップ・ザッキンの「働く女」

オシップ・ザッキンの彫刻「働く女」の写真

と、世界的に有名な海外アーティストの作品があります。

またそのほかにも、夕刻になると光り、幻想的な雰囲気を醸し出す流氷のオブジェ

流氷のオブジェの写真

や、アートとは異なりますが、昭和20年5月29日に行われた横浜大空襲の犠牲者の遺族らが発願し建立された平和祈念碑

横浜大空襲の犠牲者の遺族らが発願し建立された平和祈念碑

など、長い公園内には様々なオブジェがちりばめられています。

四季折々の自然あふれる憩いの場

オフィスビルや商店街でにぎわう伊勢佐木町の中にある大通り公園は、四季折々の自然にあふれ、市民の癒しと憩いの場になっています。

先日公園内を歩いていたら、早咲きの「オカメザクラ」が開花しているのを発見しました。

早咲きの「オカメザクラ」の写真

少し色の濃い桜は、またとても鮮やかできれいです。この「オカメザクラ」は公園内の所々にあり、三月中は散歩をする市民の目をにぎやかしてくれます。

また、公園内には横浜橋通商店街創立80周年を記念して植樹されたしだれ桜があり、横浜橋通商店街協同組合名誉顧問を務める落語家の故桂歌丸師匠にちなみ「歌丸桜」と名づけられ、地元民に愛されています。

落語家の故桂歌丸師匠にちなみ「歌丸桜」と名づけられたしだれ桜

そのほかにも花壇の花は四季折々の花を咲かせ、両サイドにずらりと並ぶ大きなクスノキや初夏を彩るバラ園など、どの季節も飽きることはありません。

都会を忘れられる癒しの場、横浜大通り公園

横浜の歴史とともに市民に愛されてきた横浜大通り公園は、ほまれの家横浜のすぐそばにあります。
近隣にはおいしくて安いレストランや、地元に愛されている伊勢佐木町商店街横浜橋商店街など、食事やショッピングを楽しめるスポットもたくさんあります。
是非一度、皆さんの足で散歩してみてはいかがでしょうか?

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※このブログは、神奈川県横浜市にある就労継続支援A型事業所ほまれの家横浜」のホシが執筆しました。