荒波に愛されすぎた。でもSUPが最高なワケ

こんにちは、ほまれの家の嵐を呼ぶ人間、ココアです。
今回は、当事業所にて業務委託を受けている、日本セーフティパドリング協会の認定スクールである、コアアウトフィッターズ様へSUP体験をしてきたので、そちらについてお話したいと思います。
◆ ◆ ◆
SUPとはスタンドアップパドルボートの略称でその名前の通り、水上に浮かべたボートの上に立ってパドルを漕いで進むスポーツです。

今回お借りしたボードとパドルです。
今回は生憎の海のコンディションでした。
波が高く、風も強い状況でした。初心者には向かない状況ではありましたが、過去2回同様の状況でSUP体験を見送ってきたので今回は思い切って行ってしまおうと決意し、参加させていただくことになりました。
SUP体験の会場は横須賀の久留和湾で行いました。
通常であれば、穏やかな海のようですが、今回は腰くらいの高さの波が来ると押し流されそうになるくらいの勢いの波が来ていました。
まずは砂浜でSUPのボードやパドルの説明を受けました。
事務局の業務でSUPというスポーツを字面では理解しているつもりでしたが実際のボードは思ったより大きかったし想像以上に重たく風もあったことから運ぶのが大変でした。
またパドルも立って漕ぐため想像以上に長く驚きました。
◆ ◆ ◆
砂浜の上で漕ぎ方等を教わって、いよいよ海に入ります。
とはいえ最初から立ち上がるのは大変なのでまずは膝立ちや座った体勢で海に漕ぎ出します。
海が荒れていたせいか、はたまた私が非力だったのか、その両方なのかはわかりませんが思った以上に漕いでもボードが進まずインストラクターさんや同行者に追いつくのに苦労しました。
このブログ用に写真を撮ろうとスマホを防水ケースに入れて持って行ったのですが、写真を撮る余裕がありませんでした。
座った状態である程度漕ぎ慣れてきたらいよいよボードの上に立ちます。
座った状態ではボードから転落することはなかったのですが、立った途端いとも簡単にひっくり返ってしまいました。
重心が高くなるせいか、少しの波でバランスを崩して落ちてしまうのです。
インストラクターさんから「自転車と同じで立てたらすぐ漕ぎ出してしまった方が安定する」と言われたのですが、立ち上がって漕ぎ出す瞬間にはもうバランスが崩れていて漕ぎ出す前に落ちる始末でした。
途中からは半ば諦めて落ちそうになったら踏ん張らずそのまま勢いに任せて落ちるようになりました。
泳ぎが得意で良かったと思った瞬間でした。
そうして、落ち続けること暫く、漸く少し立てるようになりました。

インストラクターさんが撮影してくださった1枚です。
立って漕ぐことが出来るようになったのですが、転落しやすいのは変わりないので、少し強い波が来るとすぐに落ちてしまいます。
この時に困ったことが。足が届かない場所で転落すると腕力が足りなくてボードの上に戻れなかったのです。
ボードにどうにか戻ろうと藻掻きながら、そういえば、インストラクターになる検定の項目に転落した状態から元の状態に戻るセルフレスキューという項目があったなと思い出しました。
セルフレスキューが予想以上に大変で驚くと同時に協会に登録されているインストラクターさんはセルフレスキューだけでなく、転落した人を助けるアシストレスキューも出来るのでなんて凄いんだと驚きました。
実際に深い場所で転落した際にはインストラクターさんに何度も助けていただきました。
そうこうしている内にあっという間に2時間の体験コースは終わりの時間になってしまい、今回のSUP体験は終了となりました。
少し出来るようになったかな? というところで終わってしまったのでもう少しやっていたかった気もしたのですが、時間が経つのは早いものです。
◆ ◆ ◆
今回の体験を通じて、今までは単語しか分からなかったものに実際触れてみたり、実際に海に漕ぎ出したりして普段事務局の人間として接している方々がどのようなことをしているのか体験出来たことは非常に大きな経験となったと思います。
今後、業務をしていくに当たって今回の経験が少しでも活かせれば良いなと考えています。
あわせて読みたい記事
※このブログは、神奈川県横浜市にある就労継続支援A型事業所「ほまれの家横浜」のココアが執筆しました。