VTuber始めたら世界が輝きだした件 第2話 初めての配信
ほまれの家 横浜
神奈川県横浜市の就労継続支援A型事業所「ほまれの家横浜」の利用者である、サダヨーさんから長編の創作作品の投稿があったため、3回にわけて連載します。今回は第2話「初めての配信」です。
ストーリー中の画像は、Copilotにて生成した画像です。
【参考】
VTuber始めたら世界が輝きだした件 第1話 夢の始まり
VTuber始めたら世界が輝きだした件 第1話 夢の始まり
神奈川県横浜市の就労継続支援A型事業所「ほまれの家横浜」の利用者である、サダヨーさんから長編の創作作品の投稿があったため、3回にわけて連載します。 ストーリー中の…
【神奈川県横浜市の就労継続支援A型事業所】ほまれの家横浜 
緊張度は最高潮！ VTuberデビュー初日
横浜の空は曇りがちだったが、美咲の心は晴れ渡っていた。
今日こそが彼女の運命の日。
初めてのVTuber配信が待ち受けている。
朝から準備に追われ、家中に配信機材が散乱している。
机の上には最新のWebカメラ、マイク、キャプチャーボードが整然と並び、モニターには自分のオリジナルキャラクターが映し出されていた。
「よし、これで準備は完璧だ」
そうつぶやくと、美咲はコーヒーを一口飲んだ。
心臓が高鳴るのを感じながら、彼女はリハーサルを繰り返す。
カメラの角度、マイクの音量、画面のレイアウト、すべてが完璧でなければならない。
突然、ディスプレイが暗転し、エラーメッセージが表示された。
「え……っ、なにこれ!?」
美咲はパニックに陥った。急いで友人のアキラに電話をかける。
「アキラ、助けて！ PCがトラブってる！」
「落ち着け、美咲。リモートで見てみるから、画面共有してくれ」
アキラの冷静な声に少しだけ安心し、美咲は指示通りに操作を進めた。
アキラの手際よいサポートで問題は解決したが、美咲の緊張は増すばかりだった。
手応えあり！ VTuber初配信
夕方、美咲は机に座り、深呼吸を繰り返した。
ついにその時が来た。
彼女は震える手でライブ配信のボタンをクリックした。
キャラクター名は桜空結夢(Sakura Yume)にした。
桜の花びらが舞う空に夢を結ぶ。
そんなイメージだ。
「桜空結夢です。今日からVTuberとして活動を始めます。どうぞよろしくお願いします！」
カメラの向こう側には、数名の視聴者が集まっていた。
美咲の心臓は爆発しそうだったが、彼女は笑顔を崩さなかった。
彼女のキャラクターが画面に映し出され、元気よく動き回る。
美咲は自分のキャラクター・桜空結夢に感情を込め、視聴者との会話を楽しんだ。
「今日は初めてなので、自己紹介と皆さんからの質問に答えていきたいと思います！」
チャットには少しずつコメントが流れ始めた。
「こんにちは！」
「初めて見たよ！」
「どんなコンセプトのVTuber？」
美咲は一つ一つのコメントに丁寧に答えた。
彼女の誠実さと情熱は画面越しに伝わり、視聴者たちは次第に彼女に引き込まれていった。
「私のキャラクター・桜空結夢は、皆さんに元気と勇気を与えられる存在でありたいと思っています。どんな困難にも立ち向かい、共に乗り越える仲間として、一緒に楽しい時間を過ごしましょう！」
VTuberとしての次の目標設定
配信が終わる頃には、視聴者数は予想以上に増えていた。美咲は達成感と喜びに満ちていた。
「今日は本当にありがとうございました！ また次回もお楽しみに！」
配信を終了すると、美咲は椅子に深く腰掛け、深い息を吐いた。初めての配信は成功した。コメント欄には、たくさんの応援メッセージが並び、SNSでもフォロワーが増えていた。
「やった、やったぞ…！」
美咲は喜びの涙を浮かべながら、友人のアキラにLINEを送った。
「アキラ、ありがとう。おかげで成功したよ！」
「そりゃあ良かった！ これからが本番だな」
その夜、美咲は夢の中で自分のキャラクター・桜空結夢と一緒に冒険する姿を見た。
彼女の心には、新たな希望と自信が芽生えていた。
翌日、美咲はさっそく、次の配信の準備に取りかかった。
彼女の目標は、視聴者との交流を深め、さらに多くの人々に自分のキャラクター・桜空結夢を知ってもらうことだ。
「次はもっと面白い企画を考えなきゃ……」
美咲はノートにアイデアを書き出した。
ゲーム配信、歌ってみた、雑談配信……。
彼女の頭の中には無限の可能性が広がっていた。
「自分の世界を作り上げるんだ。誰にも負けない、最高のコンテンツを提供するぞ」
美咲は再び画面に向かい、キャラクター・桜空結夢の新しい表情や動きを考えながら、次の配信の準備を進めた。
視聴者との交流で芽生えたVTuberとしての覚悟
それから1か月後、美咲は初めてのグリーティング(ファンミーティング)企画を開催した。
配信を通じて知り合った視聴者たちと、直接話す機会を設けたのだ。
「こんばんは、みんな！ 今日は特別なグリーティングです！」
チャットにはたくさんのコメントが飛び交い、美咲はその一つ一つに丁寧に答えた。
ファンとの交流を通じて、彼女は自分がどれほど多くの人々に支えられているかを実感した。
「美咲さんの配信、大好きです！」
「これからも応援しています！」
「新しい企画、楽しみにしています！」
美咲の心は温かさで満たされていた。
彼女の努力が実を結び、少しずつ夢が現実になりつつあることを感じた。
配信を終えた美咲は、机の上に広げたノートを見つめながら、次の目標を考えた。
「これからが本当の始まりだ」
彼女の目には、新たな決意が宿っていた。
美咲のVTuberとしての冒険はまだ始まったばかりだ。
私の夢は、これからどのように広がっていくのだろうか。
美咲の心には、未来への希望と期待が膨らんでいた。
彼女のキャラクター・桜空結夢とともに、新たな世界を創り上げるため、美咲は再び歩み始めた。
次回予告
美咲のVTuberとしての冒険は、これからどのような展開を迎えるのか。
彼女の夢は叶うのか。
それとも、さらなる試練が待ち受けているのか。
次回の連載は2024年9月27日。
「試練と成長」。
お楽しみに！
VTuberになるためのキャラクターモデル調達方法
さて、VTuber活動を始める際には、まず自分のキャラクターモデルを用意する必要があります。
モデリングには時間と労力、そしてある程度の投資が必要ですが、自分の理想のVTuber像を実現するためには欠かせません。
ここでは、初心者でも手軽に利用できるモデルの入手方法をいくつか紹介します。
なお、この記事の内容には、一部PRが含まれていることをご了承ください。
nizimaで格安の汎用VTuberモデルを購入する
「nizima」は、クリエイターが制作したLive2Dモデルを販売しているプラットフォームです。
【参考】nizima
初心者の方でも手軽に格安の汎用モデルを購入することができ、これを元にVTuber活動を開始することができます。
汎用モデルは多くの人に使われるため独自性には欠けますが、初期投資を抑えたい場合には非常に有用です。
以下はnizimaで人気の汎用モデルになります。
【汎用】空モチーフの男の子
空をモチーフにした男の子の汎用モデルです。
メインキャラクターの周囲をふわふわと動く、謎のキャラクターがついています。
上下の可動はありませんが、横方向によく動くモデルです。
ゲームコントローラーを持ったポーズなど、表情差分が5種あり、初期付属のキーバインドは10種あります。
価格は3,000円と非常に格安のため、初めてモデルを購入する方に最適です。
nizimaで適正価格の限定1点VTuberモデルを購入する
もっと独自性を持ちたい方には、nizimaで限定1点のVTuberモデルを購入する方法もあります。
これは、この世に一つしか存在しないため、他のVTuberと差別化が図れます。
値段は少し高めですが、自分だけのオリジナルキャラクターを持つことで視聴者に強い印象を与えることができます。
以下は、nizimaにて販売中の、ほまれの家横浜所属のLive2Dモデラーが制作した、限定1点のLive2Dモデルになります。
【限定一点】黒服の女の子
こちらはイラスト・灰彩世界さん、モデリング・みこみこまりさんの担当したモデルとなります。
VTS(VTube Studio)、nizimaLIVEに対応していますが、iPhone専用のトラッキングパラメーターはありません。
【限定一点】桃色ヒツジの女の子
こちらもイラスト・灰彩世界さん、モデリング・みこみこまりさんの担当したモデルとなります。
VTS(VTube Studio)、nizimaLIVEに対応していますが、iPhone専用のトラッキングパラメーターはありません。
【限定1点】碧目の女の子
VTS(VTube Studio)、nizimaLive対応モデル。iphone専用パラメータのトラッキングはありません。
こちらも、灰彩世界さんのイラストを、みこみこまりさんがモデリングしたものになります。
体の物理演算が豊富でふわふわとした動きをしてくれます。
nizimaでVTuber制作を依頼する
さらに、自分だけのオリジナルLive2Dモデルを持ちたい場合には、nizimaでクリエイターに制作を依頼することも可能です。
クリエイターと相談することで、自分のイメージにピッタリのモデルを制作してもらえます。
これにより、視聴者に強い個性をアピールすることができます。
以下に、nizimaでのVTuber制作のサービスをご紹介します。
みこみこまり
Live2Dモデリングを主として活動しているみこみこまりさんのラボで、キャラクターに命を吹き込むように、一つ一つ丁寧に作成しているラボです。
なお、この記事の内容には、一部PRが含まれていることをご了承ください。
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※このブログは、神奈川県横浜市にある就労継続支援A型事業所「ほまれの家横浜」のサダヨーが執筆しました
