人とのつながりが仕事を変える ~70代店主のSNS復活物語~

おっはよーございまーす! ほまれの家横浜のオッサーです。

みなさんは、こんな経験ありませんか?

メールやSNSで毎日たくさんの人とやり取りしているのに、どこか寂しさを感じること。

オッサーも実はそうだったんです。

今日は、そんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれる素敵な物語をお話ししたいと思います。

人生を変える出会いの奇跡

先日、テレビ番組「激レアさんを連れてきた。」で紹介された物語に、思わず涙してしまいました。

それは、福岡県那珂川市のある小さな居酒屋で起きた、まるで映画のような実話なんです。

【参考】
SNS動画1本で閉店寸前の居酒屋が大復活!(テレ朝POST)

テレ朝POST » SNS動画1本で閉店寸前の居酒屋が大復活!70代TikToker店主と心を病んだ若者の感動の実話

1月20日(月)放送の『激レアさんを連れてきた。』は、阿部なつきと近藤春菜(ハリセンボン)をゲストに迎え、「閉店寸前に追い込まれた居酒屋を復活させた若者と70代TikT…

ちなみにテレビ朝日系の動画を配信しているTELASAのリンクはこちら。

【参考】
激レアさんを連れてきた。 若林正恭&阿部なつき&近藤春菜&弘中綾香アナ(2025/01/20放送分)(TELASA)

最初に、心に刺さった言葉をお伝えしたいと思います。

「デジタル時代だからこそ、人と人との本当のつながりが大切になる」

この言葉、グッときませんか?

オッサーも心の奥深くで「そうそう、それな!」と叫びたくなりました。

実はオッサー自身、以前はうつ病で苦しみ、人の目を見て話すことすらできない時期がありました。

だから、この物語には特別な思い入れがあるんです。

つながりが失われていく現代社会

「お食事処なごみ」という居酒屋をご存知でしょうか?

70代の店主イシマルさんが営む、カウンター席とテーブル席がある昔ながらの居酒屋です。

ここは単なる飲食店ではありませんでした。

地域の人々の心の居場所として、長年愛され続けてきた特別な場所だったんです。

会社帰りのサラリーマンが一杯やりながら、その日あった出来事を話す。
近所のお年寄りが晩酌がてら、昔話に花を咲かせる。

そんな温かな空気に包まれた素敵な場所だったんです。

でも、みなさんご存知の通り、コロナ禍がすべてを変えてしまいました。

緊急事態宣言による営業時間の制限、外出自粛による客足の激減。

いつもは賑やかだった店内が、どんどん静かになっていったんです。

このままでは……。

そう、誰もが不安を感じ始めた時、思いがけない出会いが訪れます。

東京で会社経営をしていた橋爪音寿さんという青年との出会い。

これが、誰も予想できなかった奇跡の始まりだったんです!

心の居場所が生んだ、想定外の展開

橋爪さんが「なごみ」の扉を開けた瞬間、そこには不思議な光景が広がっていました。

コロナ禍で客足が途絶え、ひっそりとしているはずの店内に、なぜか心温まる空気が漂っていたんです。

「いらっしゃい! 今日も一日お疲れさま!」

イシマルさんの温かな声が、疲れ切った橋爪さんの心に染み渡ります。

カウンターに座る常連客たちは、画面越しのコミュニケーションでは決して味わえない、本音の会話を交わしていました。

ため息まじりの愚痴を聞いてもらったり、昔話に笑い合ったり。

そこには、デジタルでは絶対に生まれない、人と人との本当のつながりがあったんです。

実はこの時、橋爪さんは東京での会社経営に行き詰まり、心を病んでいました。

毎日のようにSNSでの投稿やメールでのやり取りをこなしていたのに、どこかでぽっかりと心に穴が空いているような寂しさを感じていたそうです。

「なごみ」で過ごす時間が増えるにつれ、橋爪さんの心は少しずつ癒されていきました。

でも同時に、彼は店が抱える深刻な問題にも気づき始めます。

来店客の激減、売り上げの低下。

自分を救ってくれた大切な居場所が、このまま消えてしまうかもしれない……。

デジタルとアナログの思いがけない化学反応

ある夜のこと。カウンターでいつものように晩酌をしながら、橋爪さんの頭に突飛なアイデアが浮かびました。

「イシマルさん、TikTokをやってみませんか?」

この提案、想像してみてください。

スマートフォンすら持っていない73歳の店主に、最新のSNSを提案するなんて。

普通に考えたら、笑い話で終わってもおかしくないですよね。

でも不思議なことに、イシマルさんはほんの少し考えてから、こう答えたそうです。

「よくわからんけど……やってみようかね」

このなんとも言えない温かい返事。

オッサーは、ここでまた胸が熱くなってしまうんです。

だって、世代も経験もまったく違う二人が、お互いを信頼し合って新しいことに挑戦しようとする。

この瞬間って、本当に素敵だと思いませんか?

人とのつながりが引き寄せた奇跡の連鎖

そうして撮影された動画は、特別な演出も凝った編集もない、ごく自然な店主の姿でした。

カウンターに立つイシマルさんが、カメラに向かって静かに語りかけます。

「お客さんが来なくて……でも、まだ頑張りたい」

@2525_nagomi_0119

ご覧くださり、ありがとうございます。 美味しいご飯をご用意して、お待ちしております。 📍 那珂川市道善2丁目57 ☎️ 0929521777 #お食事処なごみ #福岡県那珂川市 #福岡グルメ

♬ Piano music and BGM that match the emotional scene(1291542) - syummacha

この言葉、想像するだけで胸が締めつけられませんか?

長年愛され続けてきたお店を守りたい。
でも、時代の波に飲み込まれそうで不安。

そんな真摯な想いが、画面を通じて多くの人々の心を揺さぶったんです。

すると、驚くべきことが起こりました。

動画は瞬く間に拡散され、わずか一晩で250万回、最終的には880万回を超える再生数を記録したんです。

そして翌日から、「なごみ」には信じられない光景が広がります。

なんと、開店前から長蛇の列ができ始めたんです!

でもね、これは決して単なるSNSマーケティングの成功例ではないんです。

ここで大事なポイントがあります。よく聞いてくださいね。

つながりが生む、想像を超える力

動画を見た人々は、ただ「面白い」と思って店に来たわけではありませんでした。

イシマルさんの誠実な人柄、お店を守りたいという強い想い、そして橋爪さんとの世代を超えた温かな信頼関係。

そういった「人と人とのつながり」の素晴らしさに、多くの人が心を動かされたんです。

来店したお客さんの中には、「このお店、助けてあげようよと中学生の娘に言われて……」と涙ぐむ方もいました。

「私も、こんな居場所を探していたんです」と打ち明ける若者もいました。

まるで、人々の心の中にあった小さな炎が、一気に大きな温かい光となって広がっていくような……。

そんな不思議な現象が起きていたんです。

そう、これこそが「つながり」の持つ本当の力なんです。

誰かの想いに共感した人が、また新しい誰かとつながっていく。

その連鎖が、予想もしなかった奇跡を生み出していくんです。

オッサーは、この話を聞いて思わず声を上げてしまいました。

「そうそう、これ、これなんだよ!」って。

だって、人と人とのつながりって、こんなにも素晴らしい化学反応を起こすんですよ!

現代社会に必要な、つながりの温もり

ここで少し立ち止まって、私たちの日常を振り返ってみませんか?

毎日、スマートフォンやパソコンの画面を通じて、たくさんの人とコミュニケーションを取っています。

たしかに便利で効率的です。

でも、どこか物足りなさを感じることはありませんか?

実は、人との関係が希薄になると、私たちの心はひっそりと悲鳴を上げ始めるんです。

困ったときに相談できる相手がいない。
喜びや悲しみを分かち合える人がいない。
新しいアイデアや視点に触れる機会が減っていく。

でも、「なごみ」の物語が教えてくれたように、本当の意味でのつながりがあれば、私たちの人生はもっと豊かになれるんですよね。

イシマルさんと橋爪さんのように、世代を超えて支え合える仲間ができる。
予想もしなかった場所でチャンスが訪れる。

そして何より、心の安全基地となる居場所が見つかる。

明日から始められる、つながりの育て方

「でも、私には無理かも……」

そう思っていませんか?

大丈夫です。

実は、つながりを育むのに特別なスキルはいりません。

むしろ、あなたの「素のまま」で十分なんです。

イシマルさんの言葉を覚えていますか?

「明日何が起こるかわからない」

この言葉には深い意味が込められているんです。

たしかに人生は予測不能です。

でも、それはネガティブなことじゃないんです。

思いがけない出会いや、予想外の展開が、私たちの人生を豊かにしてくれる可能性を秘めているんです。

今、あなたの周りにも、きっと大切なつながりが存在しているはずです。

家族かもしれません。
友人かもしれません。
職場の仲間かもしれません。

その一つ一つの関係性に、もう少しだけ目を向けてみませんか?

つながりが紡ぐ、希望のバトン

「なごみ」の物語には、とても大切なメッセージが隠されているんです。

それは「恩返し」と「恩送り」の素晴らしさ。

橋爪さんは「なごみ」で心を癒され、今度は自分が店を救う側に回りました。

そして、救われた店は新たな来店客の心の居場所となり、その人たちがまた誰かを助ける……。

この温かな循環が、私たちの社会をもっと優しいものにしていくんです。

ビジネスの世界でも同じことが言えます。

数字や利益だけを追い求めるのではなく、相手を思いやる気持ちを持って接すること。

そうすれば、自然とWin-Winの関係が築かれていくんです。

これ、本当に大事なポイントなんです!

さあ、あなたの番です

今日からでも、始められることがあります。

たとえば、普段何気なく交わしているメールに、一言添えてみる。
オンライン会議で、画面越しでも相手の表情をしっかり見るように心がける。
休憩時間に、同僚と少し深い話をしてみる。

大切なのは、人とのつながりを「待つ」のではなく、自分から一歩踏み出すこと。

最初は小さな一歩で構いません。

その積み重ねが、きっと素敵な化学反応を起こしてくれるはずです。

私自身、うつ病から回復できつつあるのも、周りの人々との温かなつながりがあったからこそ。

だから、自信を持って言えるんです。

人とのつながりには、私たちの人生を変える力があるって。

今日お話しした「なごみ」の物語は、決して特別な奇跡ではありません。

実は、私たちの身近なところでも起こりうる、とても現実的な希望の物語なんです。

そして、その物語の主人公は、いつでもあなたになれるんです。

今日からでも始めてみませんか?
誰かとの新しいつながりを探してみませんか?

きっと素敵な出会いが、あなたを待っているはずです。

そして、いつか誰かがあなたを助けてくれたように、今度はあなたが誰かの希望になれる日が来るはずです。

その時、また新しい「恩返しの物語」が始まるのです。

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※このブログは、神奈川県横浜市にある就労継続支援A型事業所ほまれの家横浜」のオッサーが執筆しました