就労継続支援A型事業所の見学のポイントを徹底解説

いつも大変お世話になっております。
就労継続支援A型事業所の利用者のKYOUSUKEです。

「就労継続支援A型事業所って、どんな場所なんだろう」
「私にも働くことができるのかな」
「職場の雰囲気はどうなんだろう」

私も4年前は、そんな不安でいっぱいでした。

でも今は、「ほまれの家横浜」で、自分のペースで働きながら、毎日を過ごしています。

きっと、これから利用を考えている皆さまも、同じような不安をお持ちではないでしょうか。

そこで今回は、実際に利用している立場から、見学時のポイントについてお話しさせていただきます。

私の経験が、皆さまの不安を少しでも和らげ、新しい一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

ほまれの家横浜を見学するために必要な手続き

【参考】採用情報(ほまれの家横浜ホームページ)

「ほまれの家横浜」への見学は、まずホームページやハローワークの求人票で基本的な情報を確認することから始まります。

計画相談員さんからの紹介で「ほまれの家横浜」を知ることになった方もいらっしゃるかもしれません。

見学をご希望の場合は、電話でお申し込みください。電話では、お互いの都合の良い日程を調整させていただきます。

私も最初は緊張して電話をかけることをためらいましたが、職員の方が親切に対応してくださり、安心して見学日程を決めることができました。

ここからは、最近に入所した利用者の方からお伺いしたお話をまとめています。参考になれば幸いです。

見学当日は、最初に利用前の説明があります。

その際、「ほまれの家横浜」が準備したヒアリングシートに記入。その後、面談が行われます。面談では、障害の状況や必要な配慮、障害者手帳の有無などについて聞かれるそうです。

また、現在の生活状況や健康状態についても確認しているとのことです。

これは、皆さまが安心して働ける環境を整えるために必要な情報となります。

見学後、利用を希望される場合は、ハローワークで紹介状を発行していただく必要があります。

その後、2日間の体験利用と面接が行われます。

面接時には、履歴書、障害者手帳、お持ちの方は福祉サービス受給者証をご持参ください。

なお、障害者手帳をお持ちでない方でも利用は可能ですので、詳しくは見学時にサービス管理責任者にご相談ください。

面接後、合否の通知をお送りします。

見学する際の見るべきポイント

見学時には、以下のようなポイントに注目していただくと、事業所の様子がよくわかります。私も見学時には漠然と見学していましたが、今振り返ると、もっとよく観察しておけばよかったと思う点がたくさんあります。

作業環境について

まず、作業場の様子をよく観察してください。

作業スペースはきちんと整理整頓されているでしょうか。書類や作業道具が整然と配置され、通路にものが置かれていないような職場は、安全面への配慮が行き届いている証拠です。反対に、床に物が散らかっていたり、通路に障害物があったりする場合は、安全管理の意識が低い可能性があります。

利用者一人ひとりの作業スペースにも注目してください。

十分なスペースが確保されているかどうかは、働きやすさを左右する重要なポイントとなります。たとえば、一人一人の周囲に、適切な移動スペースが確保されているかどうかを確認してみてください。

また、作業場の照明環境も重要です。

まぶしすぎず、かと言って暗すぎない適度な明るさであることが望ましいです。特にパソコン作業が中心の場合、照明の具合は目の疲れに大きく影響します。

空調管理についても確認してください。

夏場や冬場の室温管理は、体調管理に直結する重要な要素です。見学時に快適な温度に保たれていれば、日常的にも適切な環境管理が行われていると考えられます。

人的環境について

作業中の職員と利用者のやりとりは、特に注意深く観察してください。

職員は利用者に対してどのような口調で指示を出しているでしょうか。穏やかで分かりやすい説明がなされているか、利用者の質問に丁寧に答えているかなどは、支援の質を示す重要な指標となります。

たとえば、利用者が作業につまづいた際の職員の対応を見てください。

すぐに駆けつけて丁寧に説明する、あるいは必要に応じて作業手順を細分化して説明するなど、きめ細かな対応がなされているかどうかです。このような対応が日常的に行われている職場であれば、支援のクオリティは高いと判断できます。

また、職員の人数配置にも注目してください。

利用者数に対して適切な数の職員が配置されているかどうかは、支援の手厚さを判断する材料となります。職員が常に忙しそうに動き回っているような場合は、人員が不足している可能性があります。

コミュニケーション環境について

利用者同士のコミュニケーションの様子も重要な観察ポイントです。

作業中や休憩時間に、どのような会話が交わされているでしょうか。和やかな雰囲気で会話が行われ、時には笑い声も聞こえるような職場であれば、それは働きやすい環境の証といえます。

特に、新しく入った利用者に対する既存利用者の接し方に注目してください。

親切に作業を教えている様子や、休憩時間に声をかけている様子が見られれば、それは温かい職場環境の表れといえるでしょう。

作業内容について

実際の作業内容は、特に重要な確認ポイントです。

データ入力などの事務作業が中心となりますが、その作業手順は明確に示されているでしょうか。たとえば、作業手順書が用意されているか、視覚的な補助があるか、といった点です。

また、作業に必要な説明がどのように行われているかも、重要なチェックポイントです。

一度に多くの情報を与えられるのではなく、段階的に説明が行われているか、理解度を確認しながら進められているかなどを観察してください。

支援体制について

わからないことがあった時に、すぐに質問できる体制が整っているかどうかも確認してください。

職員が常に利用者の様子を見守りながら、必要に応じてサポートする体制が整っているかどうかは、安心して働ける環境かどうかを判断する重要な要素となります。

また、体調管理についての配慮も重要です。

たとえば、体調不良を訴えやすい雰囲気があるか、必要に応じて休憩を取れる体制があるかなどです。これらの配慮があることで、長く安定して働き続けることができます。

その他の重要なポイント

労働条件については、遠慮なく質問することをお勧めします。

勤務時間、休憩時間、給与の計算方法など、気になることは何でも聞いてみましょう。事業所側の説明が丁寧でわかりやすければ、それは利用者への配慮が行き届いている証拠といえます。

また、スキルアップのための支援体制や、給与向上への取り組みについても質問してみるとよいでしょう。

たとえば、パソコンスキル向上のための訓練機会があるか、スキル向上のための予算が確保されているか、資格取得への支援体制があるかなどです。

さらに、一般就労への支援実績についても確認することをおススメします。

希望する方への支援体制がどのように整っているか、過去の実績はどうかなど、将来を見据えた質問をすることで、事業所の支援姿勢をより深く理解することができます。

通所については、最寄り駅やバス停からの距離、道順などをしっかり確認してください。

実際に通所する際のイメージを持つことで、より具体的な計画を立てることができます。できれば、実際の通勤時間帯に一度、通所ルートを歩いてみることをお勧めします。

これらのポイントを意識して見学することで、自分に合った職場かどうかを判断する材料を得ることができます。

ただし、これらは一般的な観察ポイントであり、個人の状況や希望によって重要度は変わってきます。ご自身にとって特に重要なポイントを中心に、じっくりと観察することをおススメします。

これからの「ほまれの家横浜」の利用を検討している皆さまへ

私も最初は、「自分にも本当に働けるのだろうか」「職場に馴染めるだろうか」と不安でいっぱいでした。

しかし、見学時に丁寧な説明を受け、実際の作業場の様子を見ることで、少しずつ不安が解消されていきました。

見学の際には、気になることを遠慮なく質問すると、お互いにとって良いと思います。どんな些細な疑問でも、それを解消することが、安心して利用を開始するための第一歩となります。

「ほまれの家横浜」は、皆さまの「働きたい」という思いを大切にしながら、共に歩んでいける場所だと私は実感しています。

新しい一歩を踏み出そうとしている皆さまを、私たち利用者一同、心から応援しています。

きっと皆さまにとって、充実した日々を過ごせる場所になることでしょう。

見学でお会いできることを、楽しみにしています。

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※このブログは、神奈川県横浜市にある就労継続支援A型事業所ほまれの家横浜」のKYOUSUKEが執筆しました。