そんなの直接言っちゃえばいいじゃん
おっはよーございまーす! ほまれの家横浜のオッサーです。
今日は「そんなの直接言っちゃえばいいじゃん」というテーマで、みなさんにお話ししたいと思います。
みなさん、こんな経験ありませんか?
職場で誰かのことで悩んでるのに、その人に直接言えなくて、別の人に相談しちゃう。でも、相談された人も当事者に言わずに、想像で答えちゃう。
まるで昔の恋愛ドラマみたいですよね(笑)。
でもね、これって実は大問題かもしれないんです!
直接言わないと、あなたもみんなも損をするかも?
「え? 直接言うのは怖いよ……」
ちょっ、待てよ。怖がらないで。直接言うのは、実はとってもお得かもしれないんですよ?
たとえば、こんなシチュエーションを想像してみてください。
Aさん:「Bさん、最近私のこと避けてるみたいなんだよね……」
Cさん:「えー、そうなの? Bさん、そんな人じゃないと思うけど……」
Aさん:「でもさ、廊下ですれ違っても目を合わせてくれないし……」
Cさん:「うーん、気のせいじゃない?」
こんな会話の経験、ある人もいるのでは? ない? ないという皆さんは、ハッピーライフを送っているので、ここから先は読まなくて大丈夫です。多分。
で、こんな会話の経験、ある皆さんに質問です。この会話、時間の無駄にオッサーは思うのですが、皆さんはどう思いますか?
なぜオッサーは時間の無駄に思うか。なーんでか。
- Aさんは悩み続ける
- Cさんは的外れなアドバイスをしてしまう
- Bさんは何も知らずにいる
結果、みんなが損をしちゃうと、オッサーは思うんです。
じゃあ、どうすればいいの?
あくまでもオッサーの考えですが、オッサーの中では最適解は簡単かつ明瞭。
そう、直接言うんです!
※使用者の感想であり、効果を示すものではありません。
Aさん:「Bさん、最近私のこと避けてる?」
Bさん:「え? そんなつもりないよ。最近目が悪くなって、遠くの人の顔がよく見えないんだ」
Aさん:「あー、そうだったんだ! よかった、誤解してごめんね」
ほら、こんな感じで、簡単に解決しちゃう可能性もあるんです。
でも、わかります。直接言うのが怖い理由。オッサーだって、誰にでも何でも言えるわけじゃありません。
- 相手が怒るかも
- 関係が悪くなるかも
- 自分がわがままだと思われるかも
- 複数の相手がいたら、全員敵に回すかも
こういう「人間関係が壊れちゃうかも」っていう恐れがあるんですよね。
でもね、考えてみてください。直接言わないで、モヤモヤし続けるのと、直接言って解決するかもしれないのと、皆さんならどっちを選びますか?
4つのシナリオ分岐で見る、直接言うことのメリット
ここから、オッサーは大胆な仮説を立てます。
仮説ですよ。あくまでも仮説ですよ。
ドラマ「ガリレオ」の湯川教授じゃないですが、「さっぱりわからない」からこそ、「実に面白い」んですよ?
じゃあ、具体的にどんなことが起こるのか、オッサーが立てた仮設、4つのシナリオ分岐で見ていきましょう。
例えば、こんなシチュエーション。
「Bさんは私のこと嫌いなんじゃないかな……」
って思ってたとします。で、勇気を出して直接聞いてみました。
【シナリオ分岐①】
- 思い過ごしだった
Bさん:「えっ? そんなことないよ。むしろ頑張ってるなって思ってたんだけど」
→ スッキリ解決! 好転
- 図星だった
Bさん:「……」
→ シナリオ分岐②に進む
【シナリオ分岐②】(図星だった場合)
- 誤解が晴れる
Bさん:「確かに最近、距離を置いてたかも。でも、それはね……」
→ 雨降って地固まる。好転
- 反論される
Bさん:「そうだよ。あなたの態度に問題があるからだよ」
→ シナリオ分岐③に進む
【シナリオ分岐③】(反論された場合)
- 相手の言い分に納得
「そうか、私にも問題があったのか……」
→ 互いに成長。好転
- 相手の言い分に納得できない
「いや、それはおかしいと思う……」
→ シナリオ分岐④に進む
【シナリオ分岐④】(納得できない場合)
- 対処法がわかる
「じゃあ、こうすればいいのかな……」
→ 関係改善のチャンス。好転
- 対処法がわからない
「どうしたらいいんだろう……」
→ 最悪のケース到来!
ほら、こうやって見ていくと、直接言って最悪のケースになる確率って、実はすごく低いんです。
オッサーが勝手に、確率計算してみました。各分岐を50%の確率と仮定すると……。この仮定も、あくまでも仮説ですからね。現実は、50%の確率ではないかもしれないですからね。
では、計算してみましょう。
50% × 50% × 50% × 50% = 6.25%
つまり、最悪のケースになる確率はたったの6.25%!
仮説の上では!!
逆に言えば、93.75%の確率で状況が好転するかもしれないってことです。仮説の上での計算とはいえ、これって、すごくないですか?
直接言うコツ、教えます!
「でも、どうやって言えばいいの?」
そう思った人もいるでしょう。大丈夫、オッサーなりの直接言うコツ、教えちゃいます。
ちなみに、このオッサー。以前に勤めていた勤務先でやらかしたことがあります。
あれは、社員旅行の夜。「今夜は無礼講だ!」という当時の勤務先の社長の号令の下、旅先でみんなで社長に好き勝手言いながらワイワイ飲みました。旅行から帰った翌朝、出勤すると、社長室に呼ばれて一言。
「オッサーくん、あれはないよ……」
そんなやらかし事例も踏まえた上で、続きを読んでくださいね!
- 自分が絶対正しいと思ってても言わない
悪い例:「あなたの対応、おかしいと思います」
良い例:「私の感じ方かもしれないんですが、少し気になることがあって……」
- 相手の事情を理解しようとする
悪い例:「いつも私の意見を無視してますよね」
良い例:「お忙しい中、申し訳ないんですが、私の意見についてどう思われているか伺えますか?」
- 感情的にならず冷静に話す
悪い例:「もう我慢の限界です!」
良い例:「落ち着いて話し合える時間をいただけませんか?」
- 自分に非がある部分は素直に謝る
悪い例:「私だって頑張ってるんです」
良い例:「私の対応が悪かったかもしれません。申し訳ありませんでした」
こういう姿勢で話せば、たいていウマくいくんです。社員旅行の夜、こうしておけばよかった!
そして、これは職場の人だけじゃなく、お客さまにも同じことが言える場合が。
- 「実は、今のままだと本当にちゃんと進むか不安なんです」
- 「これで本当に良いのか、確信が持てないんです」
こんなふうに率直に伝えることで、新しい視点が得られたり、同じ不安を共有できたりするかもしれないんです。
直接言わないとどうなる? 怖いなー怖いなー
さて、ここまで直接言うことのメリットを話してきました。でも、逆に直接言わないとどうなるか、考えてみましょう。
なお、これもオッサーの大胆な仮説です。
仮説ですよ。あくまでも仮説ですよ。
たとえば、こんな状況。
Aさん(心の中で):「Bさん、最近私の意見全然聞いてくれないな……」
Bさん(心の中で):「Aさん、最近元気ないけど、何かあったのかな……」
お互い気になってるのに、誰も言い出さない。そして時間が過ぎていく……。
1ヶ月後
Aさん(心の中で):「もう我慢の限界だ。転職しよう」
Bさん(心の中で):「Aさん、やる気なくしたのかな。何か配慮しないと……」
3ヶ月後
Aさん:「退職します」
Bさん:「えっ!? どうして?」
悲しいことに、世の中、こんなケースって起こり得るんです。
直接言わないことで、どんどん誤解が膨らんでいく。そして最後には、取り返しのつかないことになってしまう。
これって、本当にもったいないと思いません?
だって、最初にちょっと言葉を交わすだけで解決できたかもしれないのに。
直接言うのは思いやり……かもしれないよ?
「でも、言わない方が相手の気分を害さなくていいんじゃない?」
そう思う人もいるかもしれません。それも最適解かもしれません。
でも、オッサーは、最適解とは思いません。
直接言うことは、相手を思いやる行為ではないかと、オッサーは仮説を立てています。
なぜか?
- 誤解を解く機会を作る → 言わなければ、お互いの誤解はどんどん大きくなっていきます。
- より良い関係を築くきっかけになる → 言わなければ、関係はそのまま停滞するか、悪化するだけです。
- 相手の立場に立って考える機会になる → 言わなければ、自分の視点だけで判断してしまいます。
- お互いの成長につながる → 言わなければ、お互いに学ぶ機会を逃してしまいます。
つまり、直接言うことは、オッサーの主観では、お互いのためなんです。最適解なんです。多分。
直接言う生活、始めてみてもいいかもよ?
「わかった! やってみよう!」
そう思ってくれた人、うれしいです。でも、いきなり全部はできないかもしれません。
だから、まずは小さなことから始めてみるのも、一つの手です。
たとえば、
- 同僚に「今日のお客さんへの説明、すごくわかりやすかったです」と伝えてみる
- 上司に「この新しいプロジェクト、もう少しくわしく背景を教えていただけますか?」と伝えてみる
- 社長に「前倒しでの時給アップ、みんなのモチベーションが上がってます」と伝えてみる
こんな小さなことから始めてみては?
そして、少しずつ慣れてきたら、もう少し踏み込んだことも言えるようになる、かもしれません。
大切なのは、一歩踏み出すこと。
そうすれば、きっと素晴らしい関係が築けるかもしれませんし、築けないかもしれません。
みんなが思っていることを素直に言い合える。でも、それは相手を思いやる気持ちがあってこそ。そんな職場、素敵だと思いません?
そんなほまれの家横浜、想像するだけでワクワクしません?
するよね? するでしょ? ね? ね?
オッサーの仮説が最適解と思った皆さんは、今日から始めてみては?
直接言う生活。あなたの、そして私の周りの世界が変わり始めるかもしれないし、何も変わらないかもしれないし、悪化するかもしれません。
というわけで、今日のテーマは「そんなの直接言えばいいじゃん」でした。
思いやりの気持ちを持って、直接言ってみたら、何かが変わり始めるかも知れませんよ?
それじゃ、また次回! オッサーがお届けしました。
今回は、お届けしすぎたかもしれません!!
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※このブログは、神奈川県横浜市にある就労継続支援A型事業所「ほまれの家横浜」のオッサーが執筆しました。